トレーナー井島編
今回は私、井島のウェイトトレーニングのモチベーションの保ち方について紹介させていただきます。
私のウェイトトレーニングのモチベーションの大部分を占めているのは「今よりも重いものを持ちたい」という気持ちです。見た目をモチベーションにしている方も多いと思うのですが、私の場合は常に「扱う重量を増やす」、すなわち「記録の向上」を目指してトレーニングしています。
体力をつけることを目的にトレーニングしていますが、ある程度の重量を扱っているので見た目も大きく変わっていきます。はじめる以前よりもとても筋肉質になり、メリハリのある体になりました。
私はプロの格闘家としても試合に出ており、もちろん試合前には減量があります。筋肉量が増えたことにより代謝があがり、以前よりも脂肪が落ちやすくなりました。ボディビルダーや一般の方とは違い、格闘技の減量は短期間に一気に落とすことが多く、水分での調節も大部分を占めます。筋肉は脂肪よりも水分を多く含むため、以前よりも減量幅を増やすこともできました。
肝心の格闘技への影響ですが、体全体のスピード、押す力、引く力、体幹の安定性などのパフォーマンスが確実にあがりました。
格闘技の試合前は試合に向けての練習や減量でトレーニングで扱う重量は減ってしまいます。試合後は、一旦下がってしまった重量を元に戻すことからはじめていきます。今の自分にはどういうトレーニング方法が合っているのかを試行錯誤しながら、扱う重量を伸ばしていくことも私の楽しみのひとつでもあります。
またそのほかに目標設定も行います。
今まで100kgを8回上がっていたところを2ヶ月間で10回に増やす、今まで100kgしか上がらなかったところを3ヶ月で105kgまで増やす等、数ヶ月単位で目標を設定していきます。目標を設定することで計画的にトレーニングを行うようになります。
人によっては価値観がそれぞれ違うように、トレーニングへのモチベーションも違うはずです。
ビセットフィットに通われる方はダイエット目的の方が大部分だと思われます。ダイエットの方は目的がはっきりしているので、それがモチベーションになりますね。よりはっきりとした目標設定はモチベーションが上がり、成功につながります。~までに~kgあげられるようになる!など明確な数値を決めたいです。ダイエットをしてキレイになった姿を想像して、成功につなげましょう!