トレーニングをしているのに筋肉が太くなりません……

ご質問ありがとうございます。

これは人によって個人差はありますが答えとしては「負荷」や「休息」が足りていないのかもしれません。

トレーニング頻度と強度についての議論は諸説あります。毎日激しい運動をしており、立派な体格の方もいれば部位ごとにトレーニングを分けてきんにくに気を使っているにも関わらず、全然筋肉が付いていない方もいらっしゃいます。

原則として筋肉の太さはそのトレーニングの強度に適応する為に太くなっていくといわれています。その種類ごとの運動に合わせて身体は変化していきます。

逆に言えば、その強度で筋肉が太くなる必要がないと脳が判断すれば筋肉は太くならないとも言えます。『あぁ今のままじゃ生き残れない……』と思わせることによって筋肉が変化していくのかもしれません。

筋肉痛にも関わらずそのまま同じ部位のトレーニングを行い、追い込む方もいらっしゃいますがそれは痛みがあるレベルまでしか追い込めないとも言えます。筋肉も『この痛みが無ければ耐えられるから大丈夫』と判断することでしょう。トップアスリートのような特殊なトレーニングが必要な方でない限り、筋肉痛が治まって万全な状態でのトレーニングをオススメします。筋肉痛をかかえてのトレーニングは荷重の掛け方や変形したフォームでのトレーニングに繋がりかねません。

常に限界より少し上の負荷に設定していくことはトレーニングを行うものにとっては永遠のテーマとも言えます。アプローチの方法は様々です。探究心を失わず、いろいろと試してみましょう。