みなさんの中には仕事が終わった後にトレーニングをして、夜遅く帰る方もいらっしゃるかと思います。そう言った場合、夜遅くに食事を食べる事に抵抗がある方も少なくないのではないでしょうか?
筋トレ後は、肝臓や筋肉のエネルギーが枯渇している状態の為、たんぱく質などの栄養を供給しないと筋肉の合成が進まなくなってしまいます。更に栄養が入ってこない為に体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとするので、結果筋肉量が落ち、基礎代謝が低下し逆に太りやすい体質になってしまいます。
そのため、たとえ時間帯が遅くても筋肉の成長の為にはトレーニング後の食事はとても大切になってきます。
また、トレーニング後の食事によって摂りこまれた栄養はエネルギーの枯渇している肝臓や筋肉にすばやく蓄えられるので脂肪になりにくいと言われています。タイミングとしては筋トレ後の約30分~45分以内のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯です。しかし、時間が経てば経つほどこの効果は薄れていってしまいますので、筋肉の修復の為にも筋トレ後はなるべく素早く栄養補給をしてあげましょう。
食べる内容としては筋肉の材料となるたんぱく質を中心に食べ、消化吸収に時間のかかる脂質は控えると効果的です。
激しい筋トレや、長時間の有酸素運動などエネルギー消費の高い運動をした場合は、運動後の食事は摂るべきですが、軽い筋トレや20~30分のウォーキング程度の運動の場合はエネルギーが枯渇する程ではないので、必ず食べたほうが良いと言うものでもありません。ご自身の運動の強度によって食べる量を調節する事も大切です。
是非参考にしてみて下さい。