今回はダイエットや減量をするに当たって皆様が特に気になさっているカロリー表記についてのお話をさせていただきます。
食べ物を購入する際に裏のカロリー表記を見て「カロリー高いな、こっちの方が低いからこの食べ物にしよう」……こんな選び方、していませんか?実際に成分表示を見てみるとカロリーは確かに低いのですが、カロリーそのものを下げる為に人口甘味料や砂糖の約500倍の甘味を持つ〔サッカリン〕や(アスパルテーム)と言った体に悪影響な人口甘味料などが使用されているのです!!
また、表示されているカロリーが全て体に吸収される訳ではありません。例え同じ食べ物を選択していても人によって筋肉量や基礎代謝が異なりますし、その食べ物を食べる人の年齢層も違う為、吸収されるカロリーにも差が生まれます。そもそも食事の最中にも体の中の臓器が連携し合ってエネルギーを既に使っていますので、あくまでも表記にあるカロリーは目安として考え、成分表示に目を向けて食材を選ぶと効果的ではないでしょうか?
また最近よく店頭で並んでいる商品に、カロリーオフ等の表記がされているものをよくみかけませんか?実はこちらにも落とし穴があります。
《カロリーオフ、低カロリー》
このような商品は実際、100mlあたり20kcal未満の規格内であれば表示が可能です。
《ノンカロリー、カロリーゼロ》
こちらは100mlあたり5kcal未満の規格内であれば表示が可能です。
《糖質ゼロ》
100mlあたり0.5g未満の規格内であれば表示が可能、ゼロといっているにも関わらず全く入っていないというわけではないのがほとんどです。
誤差と考えれば、さほど気にするほどのエネルギー量ではありません。しかしパッケージの「ゼロ」という謳い文句をそのまま鵜呑みにせずに、「正しい見方」を覚えておくことは大切です。