実は生理中って〇〇なんです!
「生理中って身体が重くて動く気になれないし、トレーニングはお休みした方がいいの?」・・・と、女性なら気になってしまう疑問点だと思いますが、実は生理中って1番筋肉がつきやすい時期なのです。
もちろん貧血になりやすい女性も多いので、極端にきついトレーニングは避けたほうが良いですが、基本的には普段どおりにやっていただいて問題はありません。
ではなぜ生理中は筋肉がつきやすいのでしょうか?その理由は「ホルモン」に関係があります。
女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」があります。
「エストロゲン」は妊娠前の準備をするホルモンで、胎児が育つように子宮を体内で十分な大きさにする必要がある為に、内蔵脂肪を燃焼させる働きがあります。これが排卵前は痩せやすいと言われる理由です。
逆に「プロゲステロン」は妊娠に備えて脂肪や水分を体内に溜め込んで筋肉をつけにくくする働きがあります。これが生理前に体重が増加する原因なのですね。
女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量は生理後から増加し始め、排卵前になると低下し始めます。「プロゲステロン」の分泌量は排卵前から増加し始め、生理前に低下し始めます。その為、生理中というのは「女性ホルモン」の分泌量が最も少ない状態にある為筋肉がつきやすい期間と言えます。
生理中は体重も増えやすく身体も重くなる為、運動が億劫に感じやすい時期ではありますが、実は筋肉をつけるには1番いいタイミング!「生理=筋肉がつきやすく痩せやすい身体になるチャンス!」と考えていただくと生理中のモチベーションがなかなか上がらない時でも、気持ちが楽になるのではないでしょうか。
是非参考にしてみて下さいね♪