現在、人はスマホやパソコンをよく使用するようになりました。
電車に乗っていても、ほとんどの人が携帯端末を操作しているのを見かけます。
皆さんも事あるごとに携帯端末を見ていませんか?
今回は携帯端末、パソコンの使い過ぎにより生じる姿勢の乱れについて解説します。
携帯端末やパソコンを使用している時の姿勢は、目線が下がり、頭が前に出ています。
頭はカラダの17%もの重さがあるともいわれ、その重い頭を首が支えています。
首の筋肉が緊張して硬くなり、その結果として背骨までもが引っ張られて丸まり、
猫背になります。
猫背になると何がいけないのでしょうか?
別に姿勢が悪いくらい気にしない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は見た目だけではなく、多くの健康被害をもたらしてしまうのです。
その例として
・【肩こり】→首周辺の筋肉の緊張により起こりやすくなります。
・【眼精疲労や頭痛】→首周辺の筋肉が緊張することで頭部への血流を阻害、十分な酸素や
栄養が届けられず目の疲れ、頭痛が出ることもあります。
・【カラダ全体のバランスが崩れる】→頭から骨盤までは背骨でつながっています。
頭がずれて背骨が曲がると、腰痛や股関節痛などにもつながりやすいです。
もうおわかりですね?少し例を挙げただけでもこんなにも症状がでてきます。
【解決法】
まずは、スマホやパソコン使用時に目線を下げないようにする。
パソコンは台の上に置く、椅子を低めにするなどして、モニターと目線の高さを合わせる。
携帯端末も長時間使用しない、目線の高さで使用することが効果的です。
これだけでもだいぶ効果的ですが、もう一歩進んでストレッチや運動を実施するのがお勧めです。
今回はひとつストレッチをご紹介。
携帯端末、パソコンを使う合間に行ってみてください。
硬くなりがちな胸や肩の前のストレッチとして、深呼吸をするような体勢を取り、自然な呼吸で胸を広げて数秒キープを1時間に1回はやってみてください。