みなさん前屈をした時に床に手のひらがべったりつきますか?
なかなかつかないと言う方が多いのではないでしょうか。
床に手が付かない人はもも裏の筋肉である「ハムストリングス」が硬くなっている可能性があります。
ハムストリングスは骨盤の下部に付着している筋肉で、この筋肉が硬くなると骨盤周りの筋肉が引っ張られて骨盤が後傾し、腰椎が真っ直ぐになってしまい腰痛の原因を引き起こします。
本来腰椎はS字カーブを描いており、頭や上半身を効率良く支える為にはこの湾曲が必要不可欠です。
腰椎がまっすぐな状態が続けば、常に腰に負担がかかり、腰周りの筋肉にコリが生じたり、
最悪な場合はぎっくり腰やすべり症と言った怪我に繋がってしまいます。
腰痛の改善には腹筋や腰周りのトレーニングももちろん大切ですが、筋肉が硬く縮んでいる状態でのトレーニングは、逆に症状を悪化させてしまう可能性も考えられます。
まずはストレッチなどでほぐす事から初めてみましょう。
★簡単なもも裏ストレッチ★
・準備するもの:タオル
①まず足を伸ばして仰向けになります。
②片方の足の土踏まずの辺りにタオルをひっかけ、タオルの端を両手で持ちましょう。
③そのまま膝を伸ばしたままゆっくりとタオルを自分の方へ引き寄せ足を天井に持ち上げていきます。
※この時足首は90度になるようにします。足の裏が天井を向いているイメージです。
④そのまま深く深呼吸をしながらゆっくりと筋肉を伸ばしていきましょう。
※無理に引っ張ると怪我の原因に繋がります。
⑤反対の足も同様にストレッチを行います。
1回30秒を3セットずつ行いましょう。
腰痛改善、予防が出来る様に毎日コツコツ続けていただく事をお勧めします♪
やり方がわからないという方はトレーナーがマンツーマンでお教えいたしますのでぜひ一度ご来店ください!