油は太るから良くない!それって本当??
『ダイエットにとって油は大敵!』そんなイメージをもたれている方も多いのではないでしょうか? 油は太るから摂らない方がいい、そう思われがちです。
しかし、ダイエットをサポートしてくれる油があるのです!そこで今回はダイエット中に摂ってもいい油と悪い油をご紹介します。
まず、油は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に二つに分けることができます。
飽和脂肪酸は「常温で固まっている油」でバター、ラード、牛脂などの動物性脂肪が挙げられます。この常温で固まっている油は実はダイエット中には摂りたくない油です。理由は常温で固まっている油は、皮下脂肪になりやすく、コレステロールや中性脂肪を増やしてしまうからです。ただし、この常温で固まっている油の中でもココナッツオイルは例外です。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が含まれていて、この中鎖脂肪酸を摂ると自然とケトン体に変身し、体脂肪の減少を助けてくれます。
さらにうれしいことに、糖質制限をしているとケトン体への変身がしやすくなり、ココナッツオイルの働きが効果的になります。糖質制限とココナッツオイルの組み合わせはとてもオススメです。
次に不飽和脂肪酸は「常温で液体の油」でごま油、キャノーラ油、ナッツ油などです。特にオススメなのがオリーブオイル、亜麻仁油、エゴマ油です。これらは脂肪細胞の増加を抑制し、脂質、糖の代謝を高めてくれるといわれています。それらだけではなく、血液中の中性脂肪の増加を抑え、血圧を下げてくれる役割もあるのです。これらは油ではありますが、ダイエットをサポートしてくれます。
油は加工されてしまうと成分が変わることがあるので、できるだけ加工がされていないものを選びましょう。また熱に弱い油もあるので、普段使っている油を一度チェックしてみるのはいかがでしょうか?
全ての油がダイエットの大敵という訳ではなく、味方になる素晴らしい油も存在しているのです。ダイエット中の方は賢く油を活用して理想の体系に向けて頑張っていきましょう!!